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インスタグラム集客できない理由3選

執筆者の写真: ダイスケ カメヤマダイスケ カメヤマ

更新日:2023年1月15日






日々、投稿やストーリーをあげてもなかなか増えない集客数。


ここで萎えてやめてしまった人も多いのではないでしょうか?


悩めば悩むほど、「何が悪いのか」「どうしたらいいのか」わからなくなりますよね。


でも、安心してください。


インスタから集客できないのには、明確な原因があります。


そして、原因さえわかれば適切な改善を図り、見込み客を作れるアカウントに変えられるのです。


今回は、インスタから集客できない3つの原因を、それぞれ改善策も交えて紹介します。


なお、今回の内容は下記2点が前提で解説している点にご注意ください。


  • アカウントが「ビジネスアカウント」であること

  • 「インサイト機能」が使えること

この記事を読めば、地道に集客数を増やせるアカウント運用ができるようになりますよ。


また、次の記事では業界・業種を限定しない包括的なインスタの集客方法を、成功事例や集客数を増やすコツも交えて解説しているので参考にしてください。


 集客できないインスタアカウントには 

 根本的な改善が必要! 


今日まで、「インスタ運用していれば、そのうちお客さんも増えるだろう」と、自分に言い聞かせながら運用し続けてきた人も多いはずです。


しかし、これまでと一緒のやり方でずっとアカウント運用を続けても、集客増の可能性は低いといえます。


本来、インスタで集客を増やすには、次のような改善サイクルが不可欠なのです。


1.現状の確認

2.原因の特定

3.改善策の洗い出しと決定

4.改善策の実行


改善サイクルの中でも、原因の特定は特に重要です。


お客さんが増えない原因が不明だと、改善しようもありませんからね、


つまり、現状のアカウントから集客を増やすには、『なぜお客さんが増えないのか』という原因を明確にする必要があるのです。


 インスタで集客できない3つの原因 


いざ原因を特定しようにも、何の頼りもなく見つけるのは困難です。


また、仮に原因が特定できたとしても、的外れなものでは集客の改善に繋がりません。


本来、集客できない原因を特定するには、アカウントの現状を示す指標が不可欠です。


そこで、ここからはインサイトの指標をもとに、集客が増えない代表的な下記3つの原因を解説します。


1.『リーチしたアカウント数』が少ない

2.『コンテンツでのインタラクション』が少ない

3.『プロフィールのアクティビティ』が少ない


ちなみに、上記3つの指標は各投稿のインサイトページから確認できます。





紹介する原因に当てはまるかどうか、自分もしくは自社アカウントを確認しながら読んでみると良いですよ。



1.『リーチしたアカウント数』が少ない





日々、あなたが発信している投稿は何人のユーザーに見られています

か?


大前提として、各投稿の『リーチしたアカウント数(上画像)』が少ないほど、集客数が増える可能性は下がっていきます。


なぜなら、『投稿がどれだけのユーザーに見られたか』を示すリーチ数は、集客に繋がる『可能性』そのものです。


100と1000、どちらのリーチ数が集客やその前段階となるフォロワー数の増加に繋がりやすいか考えれば、イメージが湧きますよね。


もちろん、上記の例はただリーチ数が多ければお客さんが増えるという話ではありません。


フォロワーの中に、見込み客になりそうなユーザーがいれば、十分集客は見込めるからです。


しかし、集客できないと悩む現状では、見込み客になりそうなユーザー・フォロワーがいる可能性は低いはず。


そのため、集客を生むモトとなるリーチ数の少なさが根本的な原因だといえるのです。



2.『コンテンツでのインタラクション』が少ない




仮に、各投稿で多くのリーチ数を獲得できていても、『コンテンツでのインタラクション』が少なければ、集客に繋がる可能性は低くなります。


アクションの合計回数を示す『コンテンツでのインタラクション』は、『投稿がどれだけユーザー行動のきっかけになったか』を示す何よりの証です。


そのため、いいねやシェア、保存などのアクションが少ない投稿は、『ユーザーにとって有益性の低い情報だった』と判断できます。


試しに、販売商品を紹介した投稿のアクション数を確認してみてください。


インタラクションが少なければ、ユーザーの集客行動に繋がらない投稿だったと判断できますよね。


上記から、投稿におけるインタラクションの少なさは、集客に繋がらない原因の1つといえるのです。



3.『プロフィールのアクティビティ』が少ない




『プロフィールのアクティビティ』は、『ユーザーが集客に直結する行動をしているか』を示す重要な指標です。


プロフィールページには、『電話する』や『問い合わせ』ボタンなど、お客さんが購買行動を起こしたくなるアクションボタンを設置できますからね。


つまり、プロフィールページは『集客の入り口』として大きな役割を果たすのです。


そのため、各種アクションボタンのタップ数はもちろんプロフィールへのアクセス数が少ないと、それだけ投稿がユーザーの購買行動に影響を与えていないことになります。


仮に、『リーチしたアカウント数』や『コンテンツでのインタラクション』が多くとも、『プロフィールのアクティビティ』が少ないことが集客できない一因となるのです。



 【原因別】インスタで集客できない現状の改善策 


原因を特定できても、解決方法がわからないことには現状を改善するのは難しいですよね。

そこで、ここからは上記で解説した3つの原因に対する改善策を紹介します。


2.『コンテンツでのインタラクションが少ない』場合



1.『リーチしたアカウント数が少ない』場合

『リーチしたアカウント数が少ない』場合の改善策は、次の2つです。

  • リールやストーリーを活用する

  • 投稿に関連するハッシュタグを11個以上付ける

それぞれの改善策を詳しく解説します。



◆ リールやストーリーを活用する

リールやストーリー機能を活用して、リーチするアカウント数を増やしましょう。


そもそも、インスタ内で自分のアカウントや投稿を露出するには、下記いずれかの機能活用が不可欠です。



機能

表示箇所

リール

・リール専用タブ ・発見タブ(検索画面)

ストーリー

・タイムライン(フォロワーのみ)・発見タブ(検索画面)

ハッシュタグ

発見タブ(検索画面)

ただ投稿するだけでリーチ数が増加するなら苦労しませんよね。


特に、2020年8月に追加されたインスタの新機能である『リール』は、投稿がフォロワーにしか表示されないストーリーと違い、全ユーザーへランダムに表示されます。





そのため、ユーザーに自分のアカウントや投稿を露出するには効果抜群な機能といえます。


通常投稿で発信している商品・サービスの紹介を、リールで行うのも一つの手ですね。


上記3つの機能は、自分のアカウントや投稿を不特定多数のユーザーに見てもらえる、いわばインスタの『伝達手段』。


機能ごとに訴求するユーザーや表示箇所も異なるため、併用するのがおすすめです。


ちなみに、フォロワー以外のユーザーリーチ数を増やすなら『リール』や『ハッシュタグ』、フォロワーのリーチ数を増やすなら『ストーリー』に注力すると良いですよ。


通常投稿と併用して定期的な頻度でリールやストーリーを活用し、リーチ数の改善に努めましょう。



◆ 投稿に関連するハッシュタグを11個以上付ける


前述のとおり、『ハッシュタグ』も『リーチしたアカウント数』の増加に欠かせない機能の1つです。


発見タブにハッシュタグキーワードを入力すれば、他ユーザーのアカウントや投稿を手軽に探せますからね。


つまり、ハッシュタグを活用すれば、フォロワーでないユーザーにも自分のアカウントや投稿を『露出』できるわけです。


ただ、投稿にハッシュタグを付けたとしても、目に止まらなければリーチ数は増えません。


そのため、どんなハッシュタグをどのように付けるかがポイントになります。


下記4つのポイントを押さえつつ、あなたの投稿内容に関連性の高いハッシュタグを付けましょう。


  1. 1投稿につき30個までしか付けられない

  2. キーワードは完全一致は原則(一部分ではヒットしない)

  3. 投稿数の多いキーワードほど検索されやすいが埋もれる

  4. 11個以上付けた方がユーザーの反応率は高くなる

ちなみに、4に関しては、アメリカで行われた実証結果がもとになっています。



実証結果によれば、10個以下のハッシュタグをつけた場合の反応率は50%未満だったのに対し、11個ハッシュタグをつけた場合の反応率は79%でした。


上記の実証結果から、ハッシュタグは11個以上つけた方がより見られる投稿になるのです。


今後の投稿には、関連性の高いハッシュタグを11個以上つけ、リーチ数の改善に努めましょう。



2.『コンテンツでのインタラクションが少ない』場合


『コンテンツでのインタラクションが少ない』場合の改善策は、次の2つです。


  • 1枚目の投稿写真にインパクトを出す

  • 投稿内容の企画を練る

下記にて、それぞれの改善策を詳しく解説します。



◆ 1枚目の投稿写真にインパクトを出す


1枚目の写真のインパクトがないと次のページに進もうと思いませんよね。


投稿写真1枚目のインパクトは、『コンテンツでのインタラクション』を増やす上で重要なポイントです。


基本、インスタのタイムラインや検索画面には、1枚目の投稿だけが表示されますよね。


つまり、多くのインスタユーザーは1枚目の投稿を見て「他にどんな写真があがっているだろう?」と閲覧するかを決めているわけです。


そのため、次のように投稿写真の1枚目がユーザーの興味・関心をそそる、ハイインパクトな写真であるほどインタラクションが増えやすくなるわけです。




また、投稿写真の1枚目はインパクトに加え統一感も出せるとベスト。


下画像のように、統一感ある投稿写真の1枚目がスマホ画面いっぱいに表示されれば、プロフィールページを訪れた際の印象が良くなりインタラクションにも好影響をもたらします。








出典元:@100yenshoplove

いくら投稿内容が良くても、見られなければ意味ない投稿になってしまいます。


改めて、投稿写真の1枚目を見直し、「気づいたらタップしていた」というようなハイインパクトな仕様に変えましょう。


被写体の角度や加工の仕方も統一しておくと良いですよ。



◆ 投稿内容の企画を練る


多くのユーザーに見てもらうためにストーリー性ある内容になるよう、投稿の企画を練り直しましょう。


次のように、ストーリー性ある投稿内容はいいねや保存・シェアなどの増加に好影響をもたらすからです。






上の投稿を見て、思わず「これ欲しい!」となった人も多いのではないでしょうか。


これが、ストーリー性ある投稿内容の力です。


投稿内容にストーリー性があると、投稿の世界にのめり込みやすく『また投稿を見たくなる気持ち』も感化されます。


結果として、いいねや保存などのインタラクションが増えやすくなるのです。


逆に、ストーリー性のない投稿内容では投稿をただ流し見され、インタラクションの増加に繋がりづらくなります。


ちなみに、ストーリー性ある投稿内容には順序立てた構成が必要不可欠です。


次の手順を参考に、ストーリー性ある内容が発信できるよう、投稿の構成を考え直してみると良いですよ。


  1. 投稿内容を決める

  2. 伝える内容の順番を決める

  3. 投稿を作ってみる

  4. 順を追って理解できるか確認する


3.『プロフィールのアクティビティが少ない場合』


『プロフィールのアクティビティが少ない』場合の改善策は、次の2つです。


  • 投稿からプロフィールへの遷移やフォローを促す

  • プロフィールにアクションボタンを設置する

下記にて、それぞれの改善策を詳しく解説します。



◆ 投稿からプロフィールへの遷移やフォローを促す


プロフィールページのアクセス数やプロフィール経由でのフォロワー数などのアクティビティを増やすには、投稿からプロフィールページに誘導するための動線や訴求文が不可欠です。


もちろん、よほど有益な内容であれば、投稿を見た際にプロフィールページが気になるユーザーもいるかもしれません。


しかし、多くのユーザーにとって投稿とプロフィールページはあくまで別物。


「投稿を見てくれれば、プロフィールページにも飛んでもらえるだろう」と簡単に考えていては、いつまでもプロフィールのアクティビティは増えないのです。


投稿に設けるプロフィールへの遷移やフォローを促す動線は、いわば『プロフィールページを訪れるきっかけづくり』


次の投稿を参考にしながら、プロフィールページに誘導するための動線や訴求文を用意しましょう。




プロフィールページに誘導するための動線や訴求文は、今後の投稿だけでなく過去の投稿にも用意すると良いですよ。



◆ プロフィールにアクションボタンを設置する


『電話するボタン』や『メール送信ボタン』などのタップ数を増やすには、プロフィールページへのアクションボタン設置が不可欠です。


プロフィール欄に自社サイトや商品詳細ページのURLを貼り付けていても、テキストで表示されている以上、ユーザーに十分アピールできない可能性があります(下画像)。






出典元:榮玉堂




一方、アクションボタンはユーザーにアピールしやすく押しやすい位置に置かれていますね。


そのため、テキストでの集客動線プラスアクションボタンを設置することで、集客に繋がる可能性は高くなるわけです。


プロフィールページのアクションボタンは、集客に繋がる『可能性』そのもの。


1人でも多くのお客さんを獲得するためにも、プロフィールページへのアクションボタンは絶対に設置しておきましょう。



 改善策を実行してもインスタ集客できない時は 

もちろん、上記で解説した改善策は実行直後に集客数が激増するような魔法ではありません。


そのため、改善策の実行から最低1ヶ月は『効果を測定するための時間』が必要です。


しかし、改善策を実行して1ヶ月以上経っても成果が上がらない場合は、運用方法の前段となる『アカウントの設計』自体に問題があるかもしれません。


下記を参考に、アカウントの運用方針が具体的に設計されているか、販売商品や集客したいターゲットユーザーに適しているか再度見直しましょう。


  • 集客したいターゲットユーザー像は明確か?

  • 販売商品の訴求点や競合に勝るポイントは明確か?

  • 販売商品の価値をどのように届けるかが明確か?

アカウントの設計が定まっていないと、本記事で解説した改善策はおろか頑張って運用してもインスタからの集客は獲得できません。


やる気や勢いで集客が増えるほど、ビジネスは甘くないからです。


改善策を実行して1ヶ月以上経っても成果が上がらない場合は、アカウント設計から見直しましょう。


 インスタで集客できない原因に関するまとめ 


今回は、インスタから集客できない3つの原因をそれぞれの改善策も交えて紹介しました。


インスタのアカウント運用に限らず、ビジネスで成果を上げるには下記の改善サイクルを適切かつ速く回せるかが何より重要です。


1.現状の確認

2.原因の特定

3.改善策の洗い出しと決定

4.改善策の実行


本記事を参考に、特定した原因に合う改善策を実行してみましょう。


改善を繰り返せば、集客できる最強アカウントに変えられますよ。




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